走り書きな人生

オタクの気まぐれブログ。

【Nの本棚】図書館戦争/有川 浩

 

 

今日は、私のお気に入りの本を紹介したいと思います。

 

 

小説、漫画、映画・・・せっかく見て読んで思ったことが沢山あるのに、それを吐き出さないのは何だか勿体ない!!!

ということで、自分の備忘録としても残したいので、感想を入れながらぼちぼち始めたいと思います。

 

 

 

 

 

記念する第一回は、有川 浩先生の「図書館戦争」です。

中学生の時、友人のすすめで読んだ小説なのですが、小さい頃から本が身近な存在であり大好きだった私にとって、とても衝撃的な内容でした。

 

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

 

 

 

それは、表現の自由が制限される日本の物語。

 

 

 

人権を侵害する表現を規制するために制定した法律「メディア良化法」は、簡単にいってしまうと国民から表現の自由を奪うものであり、メディアへの監視権を持つメディア良化委員会の執行機関である<良化特務機関>は、表現が不適切とするあらゆる創作物を検閲対象作品として日本中から取り上げていました。それらの弾圧に対抗した組織が、この話の主人公たちの属する<図書館>なのです。

 

 

図書館戦争”は、表現の自由を奪うメディア良化委員会から命を懸けて本を守る図書隊員の物語です。

もうこの時点で、図書館を完全に贔屓してしまっているんですけどね(笑)メディア良化委員会も命を懸けて戦っています。すべては法律のせいなの・・・

 

 

この本の主人公でもある、笠原 郁。高校3年生の時に出会った一人の図書隊員に憧れて図書隊に入隊します。

そして、その郁の指導教官、後には直属の上官となる堂上篤。鬼教官として新隊員から恐れられ、上官でありながら郁とは犬猿の仲です。

そんな二人と、二人を取り巻く仲間との友情と恋愛模様が、色んな意味でドキドキ・・・かつ胸キュン。

 

 

 

もうね、郁と堂上がちょ~~~~~~可愛いんです。とにかく可愛い!微笑ましい!出会いから何からとにかく運命的で、この二人はお互いに出会うべくして生まれたんだろうなと思わせてくれるほど。それぞれの想いや葛藤がこちらに痛いほど伝わってきて、本当に現実世界に存在してるんじゃ…?と錯覚してしまいます。

もちろん”戦争”とだけあって、図書隊とメディア良化隊の争いが軸としてあるのですが、何組かの恋愛物語もあるので内容が難しすぎないところも、さすが有川先生です。拍手。

 

ちなみに、小説は全4巻(+別冊2巻)と長編ですが、アニメも漫画も映画もあるのでどれを見てもいいと思います。ただ、本編よりは別冊のほうがベタ甘の恋愛要素が強めです。お砂糖がふんだんに使用されているので胸のトキメキにご注意を!

別冊からでも十分楽しめるとは思いますが、全編読んだ者だけが浸れる感情がありますので、ぜひ本編から読んでみてください。

 

 

ざっくり内容を知りたい方には、映画をおすすめします。原作ファンでも納得の配役(郁役・榮倉奈々さん、堂上役・V6 岡田准一さん)と内容で、特に戦闘シーンなんかは、想像するには限界があったのですが、やはり映像で見ると再度小説を読み返した時にそのシーンが想像しやすくなり、これまで以上に物語の中へと入りこめました。映画、とてもおすすめです!!奈々ちゃん可愛い岡田くんかっこいい!!

そして漫画には小説に描かれていないストーリーがあったりするので、これまたおすすめ。小説で足らない部分(追加ストーリー等)は漫画で、漫画で足らない部分(細かい描写等)は小説で、実際の臨場感や緊迫さをさらに感じたい場合は映画で、というように各々で補えるところもいいですね。もはやおすすめしないものがない!

小説・漫画・アニメ・映画どれをとっても、それぞれが最高の作品となっています。

 

 

 

 

最近、ふと小説を読み返したら図書館戦争愛が止まらなくなり、映画や漫画含め夜な夜な一から見返しているのでしたとさ。

 

あ、最後にこれだけ言わせてほしい。(以下、漫画のネタバレ少々あります)

 

 

 

 

 

 

 

 

漫画 別冊編(何巻だったかは忘れた…)の郁が空気読めないとかの話で、共に生活していての~いや居心地良すぎだろうの堂上教官大好きです。何もいうことがないくらい郁に惚れ込んどるやないかいって。からの、おそよ~の郁。アタックするところも5歳差が垣間見える・・・超可愛い。堂上にだけ見せる甘えたなところと、まんざらでもない堂上がこれまた・・・ね。素敵。超好き。

 

どうしてもこれが言いたかった・・・何度見返したことか。

 

私は基本的にラブストーリーは、結婚まで描いてあって納得の完結となる超絶面倒読者なので、結婚生活まで見れる作品は納得を通り越してただの幸。幸せでしかない。

 

 

漫画も残るは最終巻のみ!来年2月に発売予定とのこと。

私はすでに特装版を予約済みです楽しみだなぁ・・・

 

ちなみに、映画の続きも未だに待ってます♡

 

 

おわり。